
世界でラグジュアリーホテルやリゾート、サービスレジデンスを展開するカペラホテルグループが手がけるライフスタイルブランド「パティーナホテルズ&リゾーツ」。その日本初進出の地として選ばれたのが、いま、関西・大阪万国博覧会でにぎわう大阪です。
中でも、「パティーナ大阪」は、大化の改新の舞台となったとされる難波宮跡や、豊臣秀吉が天下統一の拠点とした大阪城といった日本の歴史を象徴する地に位置しています。
大阪城の石垣や銅屋根をモチーフにしたデザインは、歴史と自然の調和を感じさせる佇まい。その美しいフォルムは、周囲の景観にやさしく馴染み、訪れる人の目を引きます。
一方、内装は深みのある木目を基調に、落ち着きと温もりを感じさせる空間に仕上げられています。こうした、伝統と革新が静かに共鳴する、心地よい滞在空間は、歴史的な立地へのオマージュと、現代的な快適性を兼ね備えたラグジュアリーホテルとして、訪れる人々に新たな体験を提供しています。
歴史と景観に調和する佇まいを追求した「パティーナ大阪」では、駐車設備にもその思想が息づいています。
敷地条件に合わせて、駐車スペースには日精の水平循環方式「フレキシブルパーク」を導入。都市部のホテルに求められる柔軟性と高い収納力を備え、特大型車やハイルーフ車にも対応しています。
車両は前進で入庫し、通り抜けで出庫できる導線に対応。EV車両の格納位置を中央部に設けることで出庫動線を短くし、スムーズな運用を実現しています。
地域には古い住宅や商店が多く、外観との調和も重視されました。省スペースで静音性にも優れ、環境へのやさしさと使いやすさを両立しています。
建物全体がまとう品格を損なうことなく、機能性と美しさが共存する駐車空間となっています。
乗込階1階平面図
据付階地下3階平面図
オートドア開
オートドア閉
EV格納トレー
EV格納トレー側面
リフト
格納部