日本橋箱崎ビル・日本橋箱崎シティハイツ

ビル外観図

賑わいと潤いのある
街づくりの起爆剤

箱崎は、中央区随一の繁華街日本橋や、兜町、茅場町といった国際金融街に隣接し、さらに首都高や地下鉄、東京シティエアターミナルと交通面でも好立地であることなどから、日本経済の成長と共に発展を遂げ、近年ではオフィスビル開発の重要拠点として位置づけられてきました。

しかし、一方でその発展は、古くからこの街に住む人々を他所へと移転させる結果にもつながりました。かつて木造家屋が並び、人々の暮らしが息づいていた街はいつしか、夜間人口の少ない住民不在の街に姿を変えてしまったのです。

そんな箱崎界隈が今、新たな再開発事業によって、さらに大きな変化の時を迎えつつあります。賑わいと潤いのある街づくりをめざす、一大プロジェクトがいよいよ始動を開始したのです。

地上17階のオフィスビル棟(日本橋箱崎ビル)、そして地上14階の住居棟(日本橋箱崎シティハイツ)の2棟から構成される「箱崎地区第一種市街地再開発事業」による施設建築物は、まさにその第一歩として誕生したシンボリックな複合施設です。

また、そのうちの住宅棟は定住人口の増加を図っただけでなく、この2棟からの電波障害や風害対策のための施設計画を導入するなど、設計全体に、21世紀に向けての「環境づくり」を重視したプロジェクトの基本姿勢が伺えます。

都市景観に配慮して
駐車場は地下に

オープンスペースの創出により都市景観を整備することも、プロジェクトの重要なコンセプトの一つです。施設建築物の建設にあたっても当然それは配慮され、地下駐車場が採用されました。

乗り込み口は、再開発ならではの広い敷地という特性を生かして、スロープを降りた地下1階。その有効スペースの中に自走式平面駐車場と、日精の多層循環方式「SPパーク」など2つの機械式駐車設備が効率よくレイアウトされています。

機種名
多層循環方式SPパーク
延床面積
事務所棟:20,536.727m² 住宅:4,268.366m²
構造規模
事務所棟:地上17階、S造地下2階 住宅棟:地上14階、SRC地下1階
収容台数
32台

乗込階平面図

SPパーク

乗込口の開口時