近年ビルの建て替えが進む銀座の並木通りに2019年2月28日、新たな複合ビル「読売並木通りビル」が誕生しました。
東京メトロ銀座線/丸の内線/日比谷線「銀座」駅から徒歩2分、JR「有楽町」駅から徒歩3分の好立地に建つ同ビルは、地下3階・地上10階建て。
敷地面積は約1,343平方メートルで、並木通り側の間口は約50メートルと銀座エリアでも有数の広さを誇る大規模施設です。外観はシンプルでありながら気品のあるシルバーが基調。並木通り側に店舗のメインエントランスを、銀座レンガ通り側にホテルエントランスと店舗のサブエントランスを配置し、二つの通りをつなぐ機能を持たせることでエリアの回遊性も高めています。
1〜6階には世界旗艦店となる「無印良品 銀座」が入居。衣食住の中でも“食”にフォーカスした商品・サービスをこれまで以上に拡大し、1階では有機栽培や減農薬の野菜や果物などを常時30〜50品揃える「青果売場」や、季節の旬なフルーツや野菜を注文ごとにジュースにして販売する「ジューススタンド」を導入。また、地下1階には“素の食”をテーマとするレストラン「MUJI Dinner」も併設されており、1日を通して素材や鮮度にこだわった体にやさしい食事を楽しむことができます。
上層階には日本初となる「MUJIHOTEL GINZA」が開業(フロントは6階)。7〜10階に全79室の客室を設け、「アンチゴージャス、アンチチープ」をコンセプトに、“ちょうど良い価格”で体と心を整える空間と、宿泊客と土地をつなげるサービスが提供されています。
オリンピックの開催を翌年に控え、大きく変貌する東京の中で、「読売並木通りビル」は日本国内はもとより世界中から多くの人が訪れる新たな銀座の人気スポットとなることでしょう。
銀座エリアの中心地という土地柄、駐車設備には限られたスペースを最大限に活用できることが導入条件として求められました。そこで選ばれたのが、日精の水平循環方式「フレキシブルパーク」です。
優れた空間効率とコンパクト設計により、ハイルーフ車25台分を含む合計56台の収納力を実現。さらに地下旋回方式を採用することで、乗り込み室をコンパクトにし、前進入出庫を可能しました。
もちろん、すべての方に安心してご利用いただけるよう、入出庫スペースには段差のないフラットトレーを使い、車椅子の車路も確保することでバリアフリーにもしっかりと対応しています。日精は、利便性と快適性を兼ね備えた最先端のパーキングシステムを提供することで、これからも新しい時代のニーズにお応えしてまいります。
乗込階平面図
据付階平面図
オートドア開閉時
オートドア開閉時
ターンテーブルを地下に設置することで、乗込口レイアウトがよりコンパクトに
1層と2層のレイアウトが異なる地下格納部①
1層と2層のレイアウトが異なる地下格納部②
1層と2層のレイアウトが異なる地下格納部③