MEGURO CENTRAL SQUARE

ビル外観図

東京・目黒駅前に
緑あふれる“新しい街”が誕生!

JR山手線をはじめ4社路線が乗り入れ、ターミナルステーションとしての顔を持つ東京・目黒駅。その東側で遊休化していた都営バスの目黒営業所跡地を中心に、約2.3ヘクタールを対象とした「目黒駅前地区第一種市街地再開発事業」が2017年11月30日に竣工しました。

今回の大規模再開発プロジェクトは、駅徒歩1分の利便性と敷地規模を活かした良質な住宅と充実した生活支援機およびビジネス拠点として、「住宅」「商業」「オフィス」を複合的に整備。高さ約140メートル級の3棟の超高層建築物から構成されています。

目黒通り沿いのAゾーンには商業、オフィス、住宅を内包した地上40階・地下2階建ての複合ビルを、その南側のBゾーンには地上38階・地下2階建ての住宅棟をそれぞれ配置。住宅棟のツインタワーは「ブリリアタワーズ目黒」という名称で、総戸数940戸の壮大なスケールと先進の免震技術を反映した高い安全性を兼備しています。

また、「駅前に森を創る」というコンセプトのもとに、緑化面積約5,344平方メートルのランドスケープをデザイン。敷地内には樹木本数約900本もの多種多様な樹木の植栽や、ベンチが丘段状に並ぶウッドテラスや芝生スペースを配置するとともに、緑豊かな憩いの空間である「森の広場」と目黒通りの賑わい形成に寄与する「文化の広場」を整備するなど、自然とふれあえる憩いの広場空間も創出されました。

駅の周辺には高級住宅街として知られる花房山エリアや長者丸エリアがありながら、恒例イベントの「さんま祭り」や目黒川沿いの桜など親しみやすい特色も持つ目黒エリア。今回、駅前に“新しい街”が誕生したことで、地域のさらなる活性化と多彩な魅力の発信が期待されています。

日精の「フレキシブルパーク」が
158台の大量収納を実現!

Aゾーンに建つ複合ビルのパーキング設備には、日精の水平循環方式「フレキシブルパーク」が2基導入されました。

柱の位置にもフレキシブルに対応する優れた空間効率により、限られた地下スペースを最大限に活用。1号機スクエア(4本柱)、2号機フォーク(2本柱)リフトを採用し、1号機には58台(大型ハイルーフ20台)、2号機には100台(大型ハイルーフ33台)の、計158台という大量収容を実現しました。また、トレーは段差のないフラットトレーになっており、車の入出庫や駐車スペース内の移動を安全かつスムーズに行うことが可能です。

目黒駅前の新たなランドマークとして人と人とのさまざまな出会いを創出するビルの運営を、日精の先進のパーキングシステムがサポートしています。

機種名
水平循環方式フレキシブルパーク
延床面積
73,170.42m²
構造規模
地下2階、地上27階建て、塔屋2層
収容台数
158台(1号機:大型38台、大型ハイルーフ20台 2号機:大型67台、大型ハイルーフ33)

乗込階平面図

据付階平面図

オートドア開閉時

オートドア開閉時

ターンテーブル内臓(テーブル旋回方式)リフト

中間層(2層)構造体を避けたレイアウト

格納部外観(上段ハイルーフ収容 中・下段普通車収容)

奥側:1号機スクエアリフト(4本柱) 手前:2号機 フォーク(2本柱)